下痢・軟便・血便・粘液便が出たら、どう対処したらいい?

Text by Yasuhiko Susaki & Staff M

2017.09.05

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下痢・軟便・血便・粘液便が出たら、どう対処したらいい?
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上記のような便のトラブルは、飼い主さんにとっても悩みの種です。

 

特に、長期に渡ってこのトラブルが続いたら、飼い主さんは頭を抱えてしまいます。

 

動物もかわいそうですが、皆さん口には出さないですが「家が汚れるのがイヤっ!」と心の中で思っていらっしゃるものです。

 

 

上記のようなことになった場合、「身体がおかしい」と考えるか、「正常に身体が何かを解決しようとして上記のような症状が出ている」と考えるかで、その後の流れが変わってきます。

 

 

 

なぜ便のトラブルになるのか?
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身体がおかしいわけではありません。

 

腸が弱いわけでもありません。

 

正常に何かを排除しようとしての結果です。

 

ここを間違えると、やることなすこと、「やるべきこととは正反対のこと」に取り組んでしまうことになります。

 

 

 

一番気をつけなければならないこととは?
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一番気をつけなければならないことは脱水です。

首の後ろをつまんで「パッ」と離し、2秒以内に戻るなら正常ですが、それ以上かかるなら脱水です(わからなければ、獣医さんに聞いてください。飼い主さんには知っておいた方がいいことのトップクラス事項です)

 

 

 

下痢は止めてはいけない!
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下痢をする場合、「一刻も速く排除して改善したい事情」が腸管内にあるので、通常よりも腸の蠕動運動は活発で、速く動いています。

 

これを止めたら、「排除したいもの」が排除できないので、問題が深刻化します。

 

しかし、薬を使っておりますから、問題は排除できず、

 

 

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症状が消えたまま、状況が深刻化する
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なんてことになったりします。

 

下痢で辛そうなのは可哀想ですが、

 

腸内の問題が深刻化することをどう考えるかで、下痢を止めるかどうかの判断をします。

 

 

須崎動物病院に連れてこられる子で、下痢を止めた方がいい状況の子はたまにしかいません。

 

「止めるより優先順位が高いのは排除でしょ?」

 

とお伝えするのですが、なかなか信用していただけず、結局それが悪化の原因となって亡くなる…というケースは珍しくありません。

 

 

見てわかる症状は「危険信号」です。

 

 

火災報知器が鳴ったら、やるべきことは火災報知器のアラームを止めることでしょうか?

 

 

違いますよね?

 

 

火を消すことです!

 

 

下痢は火災報知器のアラームと同じですから、アラームを止めるのではなく、火に相当する「下痢をもたらす原因」を排除しないといけないのです。

 

アラームを止めて安心したら、火が広がりますよね?

 

下痢を止めて安心したら、問題が深刻化するのはおわかりいただけると思います。

 

だから「可哀想だと下痢を止める」のは、可哀想なことですよ!と申し上げているわけです。

 

でも、理屈より感情を優先させる方は、下痢を止め→症状が消えた奥で事態が深刻になる→薬でも抑えられないほどになり、症状が出る(再発)→助けてください!

 

ということになることがあるのです。

 

こういうことを月に何度も経験させていただくのが、正直辛いんですよね…。

 

 

 

痩せてきたのですが…
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下痢になると、痩せてくることを心配する人がいます。

 

なぜそんなことになるのでしょうか???

 

この続きはまた次回!

 

 

 

 

ところで、下痢に限らず、症状ではなく、その原因に対峙することはとても大事です。

 

しかし、原因療法というものがあることをご存じなかったり、原因療法ではないものを原因療法だと思い込んでいて、気がついたら手遅れ…ということになるのはもったいないことです。

 

 

 

知らないことを選択肢にすることは出来ない
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当たり前のことですが、知らなかったことを選択肢にすることは出来ません。

 

もし、「症状を抑えて安心していてはいけないのは解っているけれど、原因療法ってどんなことするの?」という方は、ぜひ、こちらのDVDをご活用下さい。

 

このDVDをご覧になった方から、「自分が取り組んでいる治療法が、原因療法と思っていたのですが、対症療法だとわかり、愕然としました。でも、そこで落ち込むこと無く、原因療法に取り組むキッカケになったのでよかったです。」
というご感想を頂きました。

 

この様に、このDVDをご覧になることで、どんな診療を選んだらいいかの参考材料にもなると思います。

 

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まだ薬で症状を消すだけですか?
「原因療法」が日々の悩みを減らせるかもしれません
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●この病気は体質で治らないと言われた

●薬を止めるとまた病気を繰り返してしまう

●アレルゲン検査で陽性のものを食べていないのに皮膚に症状が出ている

 

こんなにがんばっているのに、なかなか結果がついてこない・・・
という飼い主さまへ

 

須崎動物病院で行っております「原因療法」の考え方がお役に立てるかもしれません。

 

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大抵の方は「症状が出たら、症状を消さないと行けない!」と考えがちです。

しかし、世の中には「原因無き症状」などございません。

症状があれば、必ず原因がございます。

 

薬を使っているときは症状がでないけれど、止めると再発する・・・

それは根本原因が残っているからと考えていいでしょう。

 

「症状が出ないように薬を続ける」のは根本的な解決ではなく、

「その子その子に応じて、原因を探して取り除いて症状が出ないようにしましょう」

という方針で治療するのが「原因療法」です

 

「原因療法って何?」「興味はあるけれど、どんなことするの?」「詳しく知りたい」
という声にお応えして開催したセミナーを、DVDの教材として販売しております。

 

各病気に特化した内容になっていますので、それぞれの病気でお悩みの方には
きっとお役に立てると思います。

 

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