記憶力に自信が持てない

Text by Yasuhiko Susaki

2017.01.16

 

Q. 記憶力に自信が持てないのは、読む速度が遅いからでしょうか?どんなにがんばっても、3日前にやったことをすぐ、忘れてしまい困っています。

 

というご質問をいただきました。

 

先ず申し上げたいのは、それは普通です!

どのようにがんばられているのかがわかれば、もう少し具体的なアドバイスができるのかもしれませんが、私もはじめてやるような分野を、三日間も放置したら、「そういえばそんなことをやったなぁ…。」ぐらいの記憶は残りますが、「使える記憶」として定着させる自信は、「専門分野」以外ではありません。

 

記憶は、既存の知識にからめて積み重なっていくという原理原則があります。

 

ですから、「既存の知識」が十分にできるまでは、記憶の定着効率は、あまりよろしくないのが現実です。

そういう点で、いたって普通のことだということです。

 

では、「既存の知識」をどのように増やしていくか?というと、あたり前のことなのですが、基本書を繰り返すことが最短の方法です。

このときに、同じ本を何度も何度も読むのは辛い…などという気持ちになるかもしれません。

 

では、どうしたらいいのか…。

 

それは、読んだその日に、メモ程度でいいから、今日やったことを、簡単にまとめ 眠る前と翌朝チェックすることで、ずいぶん定着率が変わってくることが期待できます。

その後も、定期的に復習することが重要です。

 

では、復習の頻度はどのくらいにしたらいいのでしょうか…?

 

ある本によれば、1日後 → 1週間後 → 1ヶ月後が効率よい復習ということだそうです。

 

私は自分の専門分野に関しては、このぐらいの頻度で問題ありません。

が、初めての分野とか、なじみにくい分野は、もう少し頻度を上げています。

ちなみに私はその分野に慣れるまでは、「毎日」メモをみて復習をすることにしています。

 

個別指導塾や家庭教師で教えていた時、どうにもテストの点数が取れない子に教えていたことがありましたが、その時に復習で気をつけていたことが、焦らないで、同じ事を何度も繰り返すということでした。

その指示を守ってくれた子は、成績の伸び悩みから脱出できましたが、守ってくれなかった子は、かなり時間がかかりました。

 

> たぶん、読むのに、時間がかかりすぎているせいでしょうか?

 

僕は、そうは思いません。

基本的な予備知識がついてくると、半自動的にその分野の本を早く読めるようになるはずですし、速く読んでも理解がついてくるはずです。

 

しかし、その分野の予備知識があまり無い状態で、速読をしても、薄っぺらい知識しかつかない可能性が高く、それが後々、命取りになることもあります。

「あんなにやったのに…。」と自信喪失につながることもあります。

 

ですから、私自身は、かつて速読のインストラクターをしていましたが、初めての分野に関しては、むしろ熟読する事にしています。

というのも、小心者なので、間違って理解したままになるのが怖いんです…。

 

ですから、あまり無理に速く読もうとしない方が、いいと「私は」思っています。

 

 

 

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