人の話が理解できない その2

Text by Yasuhiko Susaki

2017.02.03

 

前回に引き続き「人の話が理解できないことが多いのですが、何か特効薬はありますか?」についてお伝えいたします。

 

前回のお話は、

質問:「人の話をもっと理解するための特効薬は?」

須崎:「安易に特効薬を探す前に、基礎力をつける地道な努力をすることも大切なのでは?

というお話をしました。

 

しかし、確かに精神論も大切なのですが、「では、どちらに向かって進めばいいのか?」という現実的なこともお伝えすることが大切だと思いますので、今回はその方針をご紹介します!

 

人の話を理解するには…私のアドバイスの経験上、

1.理解するベースとしての知識をつければ解決する

2.自分で勝手にストーリーを作るクセを改善する

3.会話中にリラックスすることで解決する

というポイントを「まず」改善することが解決策になることが多かったです。

 

では、それぞれについて解説を…

 

1.理解するベースとしての知識をつければ解決する

 

私が今まで「人の話を理解することに自信が持てない」とご相談に乗ってきたケースでは、本を読むのが苦手だという方が少なくありませんでした。

つまり、基本的な語彙力に自信が持てないという方がほとんどでした。

 

で、なんでもいいから、自分の興味の持てる本を読み、それで、何かの分野で「この分野は私に任せて!日本一とはいわないけれど、地区一番くらいではあるよ!」というくらいのレベルを身につけると、なお自信がついてきます。

 

まずは、月に一冊程度の読書からスタートしてみてはいかがでしょうか?

しかも、音読で!

 

本を読んだら全てが解決するとは申しませんが、読書の習慣が付くだけで、表情としゃべり方が変わることって、多いんですよ♪

(自然に変化するので、ご本人は気づかないことがほとんどですが…)

 

会話は相手のペースがあるために、相手のしゃべりのスピードに自分の頭の回転が追いつかないと、話がわからなくなることにつながります。

 

まずは読書を通じて、自分の頭の回転をあげ、文字→イメージ→理解の回路を回し、会話の速度について行けるようにするのが自然ですね。

 

脳の基礎トレとして、読書がオススメです。

ただし、自分の理解できる内容でお願いします。

 

今までの傾向で、「ココで一気に自信をつけよう!読書百遍、意自ずから通ずだ!」なんていって、やたら難しい本を買い込んで、途中で挫折し、結局自信をつけるどころか、自信が無くなった…というケースをたくさん見ています。

 

かといって、絵本を読めというわけではないのですが、今の自分にフィットする内容の本を選んで(買ってみたけど、読み進めているうちに気乗りしなくなったら、他に変えること!)何度も読んでください。

 

2.自分で勝手にストーリーを作るクセを改善する

 

本を読むようになると頭の回転が速くなってくるのですが、次ぎに出てくるのが、話を聞きながら「勝手に自分のストーリーを作る」ことです。

 

これが、マイナス思考と組み合わさると、『無敵』です!

「この展開は…、きっとああなってしまうんだ…。」

「ああなると、いずれこうなるだろうし、その時私は…。」

こんな風になっていってしまいます。

 

こういうとき、しゃべっている途中に不穏な表情になるので、面と向かって話していればわかるのですが…。

実は、「本を読んでいるのに、なんか正確な理解ができない…」というお悩みをよくききます。

 

実はこういう方は、「読めていない」事がほとんどです。

しかし、頭がいい方が多く、「自分なりに理解した内容をもとに、感想を言えたりする」ものですから、わかったような気になるんですね。

(でも、本人はこの時点で違うかもしれないことはわかっている)

 

で、世の中の人は、「早のみこみ、早出し」のできる人を『優秀な人』と勘違いしますから、「すご〜いっ!!」といわれ、軌道修正する機会を逸してきた方が少なくありません。

 

こんな方におすすめなのは、「キーワード・トレーニング」です。

今読んだ文章の1ページか1段落の中で、重要だと思われる単語をいくつか抜き出し、それをベースに今読んだ部分のあらすじをしゃべってみるのです。

 

このとき、相手がいなくても構いません。

自分でしゃべれば、わかっているかどうかすぐわかります。

最初はとても地道な練習ですが、一週間も続ければ、かなり効果が期待できます。

 

そして、紙の上でやったことが楽にできるようになると…紙なしでできるようになります。

そう、会話中にできるようになるので、適切な対応ができる状態になれる!のです。

こういう練習は、小学校、中学校でみっちりやって欲しいところですけどね…。

 

僕は、高校のときに、国語の先生にお願いしてやっていました。

最初はメタクソにいわれましたが、三ヶ月ぐらいしたところで、『良くなったねぇ〜』といわれ、うれしかった記憶があります。

 

人生、どこかでやらないといけないんでしょうね。

か、あきらめるか…

あきらめるのはもったいないんじゃない?というのが、須崎のスタンスです。

 

3.会話中にリラックスすることで解決する

 

それと、聞き取ろうとしすぎるあまり、かなり緊張している方もいらっしゃいました。

 

テレビをみる時、リラックスしていますよね?

テレビをみている時、電磁波で目が疲れることはあっても、緊張して疲れるのはホラー映画ぐらいではないでしょうか?

(僕は怖いのと痛いのが嫌いなので視ません)

 

運動する時に、力んだらいい結果は出ませんよね?

ゲームをやる時も、力が入っていたら得点取れませんよね?

 

会話でも同じで、「聞き取り能力に自信がないため、『聞き取ろう』と気合いが入りすぎて、結局聞き取れない。」という方は珍しくありません。

そして、結果が出ないため、人と話をすることがストレスになっている方すらいらっしゃいます。

 

会話でリラックスできず、ストレスを感じている方の相談にのっていますと、「とてももったいない…。」と毎回思うのです。

 

こんなときに役立つのは、「腹式呼吸をしながらイメージトレーニング」です。

普段から、腹式呼吸などでリラックスする習慣をつけておいて、その状態で思い出せる会話を思い出し、「あのとき、こういう風に切りかえしたらもっと良かったなぁ〜。よし、次回はこう話を展開させよう!」という風に復習しながら、改善のイメージトレーニングをすることをおすすめします。

 

しかし、英会話と一緒で、今日やったから明日の会話が大丈夫というものではありません。

毎日が復習です。

でも、いつか必ず終点が来ます!

その終点が来るまでの辛抱です。

 

私も、今でこそ8日間連続で朝から晩まで同じ事を言わずにセミナーできますが、以前は2時間セミナーだってひいこらいっていたものでした(懐)。

 

他の成功者の方も、結局小さな事の積み重ねが大事だとおっしゃいます。

そりゃあ、今日からはじめて、明日大きな結果が欲しいのは、私もそうです。

でも、人間の脳は掻爬できていないみたいです。(できた気にはなれるようですが…。)

 

準備ができていないからあがるのです。

準備ができていれば、あがりません。

 

ぜひ、習慣にしてみて下さい。

お互いにがんばりましょう!

 

 

 

ところで、人生は問題解決の連続です。

問題解決力を高める秘訣の一つは、集中力を高めることです。

その集中力を高める秘訣の一つは、集中の邪魔を一つ一つ減らしていくことです。

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