一度の失敗で諦めない

Text by Yasuhiko Susaki

2017.07.13

 

一度の失敗で諦めない

 

私は一度の失敗で、何事も諦めてしまう性格です。

 

たとえば、ダイエットのために夜の間食はしないと決めるとします。

その1週間後に飲み会があり、夜にアイスを食べてしまいました。

 

食べてしまった罪悪感+これまでの努力が無駄になってしまった!という思いが、激しく頭のなかを駆け巡り、もうだめだ。。。と諦めて、全ての努力を水の泡にしてしまいます。

 

何事も自分に甘く、中途半端な心がけです。

中途半端に心がけるくらいなら、初めからやらなければいい!と思いますが、それでは何も始められない自分の性格は分かっています。

 

だったら、ちゃんとやりきりなさい。といわれても、途中でつまずくと、いままでやってきた努力が失敗に思えてしまい、やる気が一気に無くなり、どうせダメなんだ、私はできないやつなんだ、と、卑屈になります。

 

つまずいたとき、自分をどう立て直したら良いかがわかりません。

1度であきらめない性格になる事と、立て直し方をおしえてください。

 

20代 女性 大学生 福岡県 北村 あすかさま

 

 

【須崎からのアドバイス】

 

 

◆失敗したのではなく、学習・経験したのです!

 

北村さん、ご質問をありがとうございます。

そして、毎朝「1分間集中力メルマガ」をお読みくださり、重ねてありがとうございます!

 

さて、いただいたご質問ですが、僕は、北村さんが「諦めが早すぎる」ため、「損をしていらっしゃるなぁ、もったいないなぁ」と感じました。

 

僕は北村さんがおっしゃるところの「失敗」を「失敗」と表現せずに「今回の方法では望む結果が得られなかった」と解釈することにしています。

 

なぜなら、

●途中でどうなろうと、必ずゴールに辿り着くと決めている

●ゴールに辿り着かなければならない理由・意義がある

●ゴールに到達する「方法」は百万通りある

●その時の条件次第で到達できる方法は変わる

●能力の問題ではなく、選択の問題

●私たちは今得ている結果を得ることに成功している

●望む結果と違うなら、望む結果に繋がる方法を選択し直せばいい

 

と信じているので、

 

===

この方法ではうまく行かないことが解った!

原因はなんだろう?

よし!原因がわかった!

次、どんな方法ならゴールにたどり着けるだろうか?

よしっ!これで行ってみよう!

あれぇ〜っ?想像していたのと違う結果になったぞぉ〜っ?

原因はなんだろう?

よし!原因がわかった!

次、どんな方法ならゴールにたどり着けるだろうか?

よしっ!これで行ってみよう!

あれぇ〜っ?

===

の繰り返しで、最終的に「やったぁ!ゴールに到達した!」となるのが普通だと思っているからです。

 

 

◆努力が無駄になる?

 

誤解なさっているようですが、途中の「紆余曲折」は無駄ではなく、大切な経験です。

 

●他のときに生きるかもしれないし

●もうこれはやってはいけないと、理解できる

 

立派な経験です。

将来、限られた時間の中で同じ様なゴールを達成しなければならないとき、「アレをやるとこの時間では間に合わない」と、見当を付けられる様に、今、これを経験しておくことはとても大事だと考えて欲しいのです。

 

ですから、努力が無駄になるのは、望む結果が得られないから…ではなく、途中で勝手に止めるからなのです。

 

 

◆努力が無駄になるとき

 

もちろん、努力が無駄にすることも出来ます。

それは、途中で勝手にゴールに向かうことを止めることです。

 

 

◆失敗がもたらすメリットその1

 

僕は、北村さんがおっしゃるところの「失敗」は

===

行っても行かなくても良い様なゴールに走り出すくらいなら、「絶対ゴールに辿り着く!全ては結果であり、失敗ではない!途中経過はあれこれ創意工夫しながら最適な条件を探し出す旅」と思える様な魅力的なゴールに向かおう!

===

と考え直すきっかけになるのでは?と思います。

 

「頑張った時間や労力を無駄にしても、途中で止めても良い様なこと」に時間をかけるのではなく、もっと北村さんが「なにがなんでも!」と思えることに焦点を合わせて欲しいなと思います。

 

 

◆失敗がもたらすメリットその2

 

トライ&エラーを繰り返していると、予測力がつく様になります。

 

そして、同じ様なことをより速くゴール達成することが出来る様になるのです。

 

ゴールに到達することも大事ですが、「この条件でコレをやったらゴールに辿り着かない」と経験することも、また大事なことです。

 

その「うまくいかないこと」を平時に経験しておくことで、大事なとき・いざという時に、適切な方法を選択できる様になるのです。

 

ですから、うまく行かない経験は、普段から積んでおいた方がいい!と、僕は思っているし、そうしています。

 

周りの人は、僕がゴールに到達できているところだけしか見ないので、「失敗しない人」と勘違いされていますが、そんなことはないのです。

 

 

◆北村さんは「できないやつ」ではない!

 

この様なことから、北村さんは「できないやつ」ではなく、「諦めがとても早い方」だと僕は思います。

 

たとえば、質問文にあった「ダイエットのために夜の間食はしないと決めるとします。」について、考えてみましょう。

 

===

その1週間後に飲み会があり、夜にアイスを食べてしまいました。

食べてしまった罪悪感+これまでの努力が無駄になってしまった!という思いが、激しく頭のなかを駆け巡り、もうだめだ。。。と諦めて、全ての努力を水の泡にしてしまいます。

===

 

たった一つの出来事に、大きな意味を持たせすぎだと感じます。

 

僕なら、アイスを食べても、

===

夜の間食をしないと決めた理由は、ダイエットのため。

昨日は飲み会で食べちゃったけれど、あれは間食ではなく食事の一環!

間食じゃない!

でも、何となく気になるから、今日はその分、少ない量で我慢しよう!

ストレスはダイエットの一番の敵だから!

===

こんな感じで、忘れてまた始めると思います。

 

人間の身体には、素晴らしい調整能力があるので、アイスを食べたごときで今までの努力が無駄になる様なことにはならないことを、知識的にも知っているので、「損なことは大した問題ではない!」と、納得できます。

 

 

◆再始動を許してあげよう!

 

北村さんはご自身のことを

===

何事も自分に甘く、中途半端な心がけです。

===

と表現されておりますが、僕も同じです。

 

甘いとわかっているから、厳しくしようと思っているだけです。

 

ただ、やっぱりうまく行かないことだってあるわけです。

そんなときは、「気を取り直して、また始めっか!」と、再始動することにしています。

 

完璧な人間はいないから、想定外のことなんかたくさん起こります。

 

「倒れたら、また立って歩き出す」それでいいのではないでしょうか?

 

 

◆初めからやらなければいい?

 

北村さんはこうおっしゃっていました。

===

中途半端に心がけるくらいなら、初めからやらなければいい!と思いますが、それでは何も始められない自分の性格は分かっています。

===

これは、みんなそうです。

 

気合いを入れて始めるものもあれば、なんとなく始めるものもあります。

 

どちらでもいいのですが、せっかくなら「将来、エレガントに物事をこなせる様になるために、今のうちに『うまく行かない条件』を探しておくこと(=失敗)」も大事なのではないでしょうか?

 

 

◆つまずくことに大した意味は無い!

 

北村さんはまた、こうおっしゃっていました。

===

だったら、ちゃんとやりきりなさい。といわれても、途中でつまずくと、いままでやってきた努力が失敗に思えてしまい、やる気が一気に無くなり、どうせダメなんだ、私はできないやつなんだ、と、卑屈になります。

===

この点に関して、今はいかがでしょうか?

 

「途中でつまずくと、いままでやってきた努力が失敗に思えてしまい…」というのは、視点を変えれば「この条件でこの方法を採用すると、望む結果には繋がらないと学ぶことがで来た」だけで、能力の問題ではないとご理解いただけたのではないでしょうか?

 

 

◆つまずいたとき、どう立て直す?

 

ただ、今まではそういう事をご存じなかったので、北村さんご自身がパワーダウンする様な意味づけしかできなかっただけで、「さぁ、仕切り直しだ!」と、再始動して全く問題ないと思っていただけるかと思います。

 

そんなときに、北村さんが立て直すのを助ける名言をご紹介いたします。

 

===

失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。

by トーマス・エジソン

ーーー

私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

by トーマス・エジソン

ーーー

私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。

by トーマス・エジソン

===

 

いかがでしたでしょうか?

ぜひ、参考にして下さい。

 

 

 

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