息苦しくなって眠れない

Text by Yasuhiko Susaki

2017.08.07

 

息苦しくなって眠れない

 

最近、夜ベッドにはいり、眠ろうとすると息がくるしくなってきます。

 

吸って吐いてを意識しないでほっておくと、呼吸が止まってしまうのではないかと不安に思います。

 

意識して呼吸をしていると、呼吸ってこんなにむずかしかったかな?と考えだしてしまって、ぐるぐると深みにはまり、抜け出せなくなってしまいます。

 

あまりに眠れないので起き上がり、本を読むなどして気を紛らわせていると、いつのまにか寝ていることもあります。

 

これはなぜでしょうか。心配性な性格ゆえに精神的な問題でしょうか?

 

もし、気持ち的な事が原因だとすれば、かんがえられる原因と改善策をおしえてください。

 

40代 女性 工場勤務 栃木県 曽根 高子 さま

 

 

【須崎からのアドバイス】

 

曽根さん、ご質問をありがとうございます。

 

そして、毎朝「1分間集中力メルマガ」をお読みくださり、重ねてありがとうございます!

 

さて、いただいたご質問ですが、さぞかし大変な日々をお過ごしなのではないでしょうか?

自分で解決できないことって、気になってしまいますよね。

 

 

◆不安は正確に知ることで解消される

 

不安は正確に知ることで解消しますが、専門知識が必要なことは、巷にいろいろな情報があるから混乱したりしますよね?

 

一応私も獣医師ですから医療系ですので、曽根さんが安心できるような情報提供ができると思いますので、参考になさってくださいね。

 

 

◆息は意識していないと止まるのか?

 

まず、曽根さんが心配なさっている様な「意識しないでほっておくと、呼吸が止まってしまうのではないか?」という方は、実は珍しくありません。

 

私も、今まで相談業務にのってきて、ほぼ毎年受ける質問の一つです。

 

ですから、「私だけ?」なんて心配する必要はありません。

 

実は何を隠そう、私も同じ様なことで眠れなくなったことのある一人です。

もっとも、それは小学生の頃でしたが…。

 

でも、当時いろいろ教えてくれる父に相談して、簡単に解決したので、それ以来「呼吸が気になって眠れない…」ということはなくなりました。

 

では、「呼吸は意識していないと止まる」のでしょうか?

 

 

◆呼吸は意識しようとすまいと、死ぬまで続く!

 

とても大事な原理原則ですが、呼吸は意識しようとすまいと、死ぬまで続きます。

 

もちろん、「睡眠時無呼吸症候群」とか、特殊な例外はありますが、通常は問題なく続きます。

 

 

◆「呼吸を意識すると、息苦しくなって眠れなくなる理由とは?

 

風呂に入るとか、服を着替えるなど、意識して行われる肉体活動があります。

 

その一方で、消化吸収とか、体温調節といった、無意識で行われる肉体活動もあります。

 

また、その両方で、意識しても無意識でもコントロールされる肉体活動に、まばたきや呼吸があります。

 

そして、意識の原理原則に【認めたものが目に止まり、見つめたものが拡大する】というものがあります。

 

ですから、

●呼吸を気にすると、呼吸が難しい…と感じたり、

●日中は意識していないのに呼吸をしていたり、

●気持ちを紛らわすと寝ている…

という、一見不思議に感じるかもしれませんが、脳の仕組み上、やったようになっている状態です。

 

ということは、【やることを変えてみればいい】でしたね。

では、どう変えるか…

 

それは、眠れるように変えればいいのです。

 

そのためにはまず、曽根さんの不安を解消することが大事で、適切な情報を知っておく必要があります。

 

その、適切な情報とは…

●呼吸は通常、死ぬまでは完全に止まったりしません!

なのでどうぞご安心ください!

 

この事実を知ることで眠れるなら、それでオッケーですね♪

 

では、それでも眠れなかったらどう考えたらいいでしょう…。

「心配性な性格ゆえに精神的な問題」なのでしょうか?

 

それがそれなら、今考えても仕方ないから、「明日考える!」と決意して、今は「今日の楽しかった事・良かったこと」を考えたらいいのです。

 

こうすることで、意識が他に行きますから、リラックスして眠れるはずです。

 

それでも眠れなかったらどう考えたらいいでしょう…。

やはり、「心配性な性格ゆえに精神的な問題」なのでしょうか?

 

病気と考える前には、まだまだやることがあります!

しかも、解決可能な…。

 

 

◆負のパターンの思い込みが形成されてしまった…

 

特定の感情とそれに導かれた身体の反応が繰り返されると、条件反射のような「思考ー行動パターン」が形成されます。

 

特にこの様な場合は、「呼吸を気にする→呼吸が自然に出来なくなる」という条件反射が形成されたことになります。

 

脳は、同じ刺激がやって来ると、「より簡単に、その回路がより速く回るように」なるので、自分で…なんてやっていると、どんどん「よくない条件反射」が強化されることになります。

 

ではどうしたらいいかというと、「新しい条件反射」が出来上がればいいですよね。

 

そのために重要なことは、リラックスした上での上書きです!

 

 

◆呼吸法を学ぶ

 

自由自在にリラックスができると、「うまくいかない…」ということが無くなり、実力通りの活躍が出来る様になります。

 

そのためには、呼吸法を学んだ方が良いでしょう。

 

自分でやるなら、仰向けになって、ゆっくりと楽に深呼吸をすれば、腹式呼吸になっています。

 

緊張して深呼吸をすると胸式呼吸になりがちで、その結果として「呼吸が難しい…」という印象になりがちです。

 

しかし、腹式呼吸がスグに出来ないようでしたら、人に教わった方が良いです。

 

人に教わることを拒む方が多いですが、人に教わることも学ぶことには変わりありませんし、変な癖が付いてしまうと、修正するのも難しいので、キチンと教わった方がいいと思います。

 

 

◆リラックスした上で上書き

 

リラックスができると、思い込みを作りやすい状態になります。

 

その状態で、身体からどんどん力が抜けていきます。

 

身体がリラックスしてくると、身体がポカポカしてきます。

 

身体がリラックスしてくると、自然な睡眠に入ることが出来ます。

 

という様なナレーションで眠れるはずです。

ぜひ、試してみてください。

 

 

 

ところで、人生は問題解決の連続です。

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