残業しないと余裕があると思われる

Text by Yasuhiko Susaki

2017.09.05

 

残業しないと余裕があると思われる

 

私は、自分のスケジュールを組んで、自分の体調を崩さず、無理ないように、仕事をこなし、やるこ事をやっていて、ちょうど、忙しいけど、なんとかこなせる!という具合でとても今充実しています。

 

ですが、あまり、残業をしないで、終わらせているせいか、アレもコレも、もっとできるんじゃないか。と楽をしているんではないか、と評価され、上層部でも、仕事が増えるような事を会議で言われています。(だらだらと仕事をしている人は評価されているのに)

 

正直、いまはギリギリです。休憩時間も、減らして、残業をなくしていますし…(プライベートや自分の時間が大事だから)

 

例えるなら、60%で11時間働くのではなく、100%で9時間働いているのです。

 

伝わっているかわかりませんが、この状況で、仕事が増えるのは避けたいのですが、それは無理な事なんでしょうか。

 

30代  女性 印刷会社社員 山梨県 岡田綾香さん

 

 

【須崎からのアドバイス】

 

 

◆タイムログを用意して上司に現状を理解してもらおう!

 

岡田さん、ご質問をありがとうございます。

そして、毎朝「1分間集中力メルマガ」をお読みくださり、重ねてありがとうございます!

 

さて、いただいたご質問ですが、同じ様なご質問・ご相談をよく受けます。

 

以前も書きましたが、弊社は残業禁止なので、岡田さんの様な優秀なスタッフに恵まれているおかげで、効率良い組織を運営できています。

 

「お金を頂いている以上、密度濃く組織貢献し、もちろんプライベートも充実させて、人生を謳歌させる!」そんなスタッフ達に恵まれて、経営者として嬉しい限りです。

 

ですから、岡田さんの様なスタンスの方は、組織外ではございますが、「素晴らしい!」と応援したくなります。

 

そんな方が悩んでいるのは、残念なことので、アドバイスさせていただきますね。

 

 

◆上司は把握できていない可能性があります

 

経営者側の視点では、残業には割増賃金が発生するため、コストが発生するから、好ましいことではありません。

 

もちろん、そのコストをかけることで利益がそれ以上に増大するならば、選択肢としてはありかもしれませんが、そんなことを長く続けることは難しいので、できるだけ最小限にしたいと考えるものです。

 

しかし、それぞれが自分のことで精一杯のため、目につくところだけ見て、解釈・判断していることはよくあります。

 

ですから、ひょっとしたら岡田さんの「作業効率の高さ」「生産性の高さ」に気付いていない可能性があります。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

◆上司に面談申請をしよう!

 

これも、いくつか前に書かせていただきましたが、「現状を共有する」ために上司に面談を申請することが、モヤモヤを解消するために必要だと思います。

 

膝を突き合わせて話をすれば、正確に現状を理解していただけるものと思われます。

 

そのために、準備しておく必要があることをアドバイスさせていただきますね。

 

 

◆タイムログを用意する

 

「私、これだけ作業効率を高める努力をしているんです!」と、相手に理解していただくために、出社してから退社するまで、「何時何分から何時何分まで誰とどこで何をしたか」を「一週間」記録してみてください。

 

これには、休憩も含みます。

 

8:50→出社

8:51→PC立ち上げ

8:52→筆記具の準備

8:53→今日のスケジュールの準備

9:00→●●をスタート

という感じで、とにかく出社から退社までの全ての記録を一週間とります。

 

そして、「私、ダラダラ仕事しているわけではありません。無駄な時間もカットして、不要なコストが会社にかからないように努力しているのです!」と主張するための資料を用意します。

 

記録方法は、エクセルに記録してもいいですし、紙に書いても構いません(たぶん、紙に書いた方がやりやすいと思います)。

 

メールの返信をしているならば、それも「何分で返信しています」と提示できれば、さらにいいでしょう。

 

 

◆会社に負担をかけない努力をしています!

 

とにかく、「会社に余計な負担(残業代)をかけない様、休憩時間も削って努力しているんだ!」と主張するために必要な情報をできるだけ用意し、相手がぐうの音も出ないような準備をした上で、面談を申請します。

 

そして、「これ以上作業効率を上げるとしたら、どこをどうしたらいいのかご教示下さい。」と、表向きは低姿勢で話を進めるといいでしょう。

 

そうしたら、少なくとも、

「アレもコレも、もっとできるんじゃないか」

「楽をしているんではないか」

という評価にはならないはずです。

 

 

◆それでも残業しろと言われたら…

 

これも、以前お書きしましたが、労働基準法上、労働時間は1日8時間、週40時間と定められております。

 

ですから、それ以上の残業は、基本的には残業命令は断ることが出来ます。

 

しかし、就業規則に残業に関する規定があり、36協定も締結されていて、監督署にも届け出されているならば、残業命令は業務命令ですから、基本的には従わざるを得なくなります。

 

もちろん、残業が認められるのは36協定に規定された理由と時間に限られますので、36協定に定められている具体的な理由や残業時間等を確認してくださいね。

 

そしてその場合には、割増賃金をいただけることになります。

 

ですから、残業を断れるかどうかを確認するために、まず就業規則等に会社が時間外労働を命じることができると定められているかどうかを確認していただき、定められている場合にはさらに36協定が締結されているかを確認してください。

 

それが無ければ、残業の依頼は断れることを知識として知っておいてください。

 

それが法的に整備されているならば、基本的には従うことになるでしょう。

 

 

◆岡田さん頑張れ!

 

他の方の状況がどうなのかは、残念ながら私にはわかりませんが、岡田さんの様にがんばっている方が、こんなことで悩んでいるのは、私としては残念なことです。

 

ぜひ、キチンとお互いに思うところをぶつけて、お互いにとって納得いくところで着地点が見つかることを願っております。

 

面倒くさいとは思いますが、ことが大きくなる前に、いい形で決着が付くといいですね。

 

これからも、今の職場で心地よく仕事が出来ることを願っております。

 

 

 

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