
この仕事は好きになれない…
そんな風に思ったときに、思い出していただきたい名言です。
ウィスキーの仕事は私にとっては恋人のようなものである。
恋している相手のためなら、どんな苦労でも苦労とは感じない。
ー 竹鶴政孝 ー
ニッカウィスキーの創業者で、「日本のウィスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝氏。
24歳で単身スコットランドへ渡り、醸造を学び、日本初のウィスキー「白札」を世に送り出しました。
当初、ウィスキー慣れしていない日本人からは「焦げ臭い」と、受け入れられませんでした。
そのときの竹鶴氏の言葉が
===
私は、消費が厳しくなればなるほど、私の商品はますます発展すると信じている。
なぜなら私は品質向上に最大の努力を払い、それを成し遂げたのだから。
現代の商品は、品質の勝負だ。
===
というものです。
竹鶴氏は本場の味へのこだわりを捨てきれず、理想の味を完成させるため、悩み抜いた末退職し、現ニッカウヰスキーを北海道で設立しました。
そして、1940年にニッカウヰスキーを発売したときの言葉です。
===
私はついにスコッチに対抗できるブラックニッカを完成した。
私はもう悔ゆるところはない。
私は満足である。
===
困難の連続であったことは察するに余り有るのですが、心から愛するウィスキー作りにひたすら打ち込み、「より多くの日本人に本物のウィスキーを飲んでほしい」という妥協を許さない強い気持ち、信念が逆境もはね除け、夢の実現への足掛かりであり、決め手になったのですね。
夢を持つことで強くなり、自分を信じてひたすら前に進み続けると必ず突破口が見てくるのだと感じました。
人は自分の好きなことへは集中しやすいことが分かっています。
今目の前のことが好きになれない人は、「強いていうなら、目の前のことには、どんなメリットがあるか?」と考えてみることをオススメします。
どうしても思い浮かばないなら、「何にだったら情熱を注げるか」と考えてみるのもいいかもしれません。
しかし、目の前のことが好きになれるかどうかは、その人の人生の幸福度に繋がるという考え方もございますので、まずは、目の前のことを好きになれるような工夫をすることを第一優先事項としてみて下さいね。
ところで、人生は問題解決の連続です。
問題解決力を高める秘訣の一つは、集中力を高めることです。
その集中力を高める秘訣の一つは、集中の邪魔を一つ一つ減らしていくことです。
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