なぜルーティンがいいのか?

Text by Yasuhiko Susaki

2020.11.07

 

なぜルーティンがいいのか?

 

ラグビーで有名な選手や、野球選手、など、スポーツ選手がよくやっているルーティンは、集中力が上がる行動なのでしょうか?

 

最近流行っているみたいですが、ネットで調べると「決められた一連の動き」「日常化出来る」などと出てきました。

 

いつも同じ動きをする事で上手くいくような気がするゲン担ぎ?に近いものですか?

 

なぜルーティンがいいのか、ルーティンの仕組みなどを教えて下さい。

 

三浦さま(仮名)

 

 

【須崎からのアドバイス】

 

◆いつものヤツは、落ち着くし、調子がわかる!

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三浦さま、ご質問をありがとうございます。

今回三浦さまがおっしゃる「ルーティン」は、仕事でも、趣味でも、家事でも、プライベートでも、「最高のパフォーマンス」を発揮させて効率良く差牛が終わるために極めて重要なアクションとなります。

 

◆最高のパフォーマンスとは?

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時間を有効活用するために、密度濃い時間を過ごすことはとても重要ですし、理想的だと思います。

ダラダラと時間を過ごすよりは、テキパキと時間を過ごした方が、一日で出来ることも増えますし、質も高くなります。

そればかりではなく、社会貢献度も高くなりますから、世の中により必要とされる人材になるでしょう。

 

そのためには、やるべき時にダラダラと時間を過ごす時間を減らすことがとても重要です。

 

そんなことを申し上げると「ダラダラしているオレは悪いってか!」と気分を害される方がいらっしゃるかもしれませんが、そういう意味ではなく、もちろん、ダラダラ過ごす時間はあって悪いことではないのですが、メリハリが大事という意味です。

 

その、最高のパフォーマンスを発揮するために重要な鍵が、「集中したリラックス」です。

 

◆リラックスが極めて重要!

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集中とリラックスというと、まるで真逆のような感じがしますが、そうではありません。

 

スポーツ選手は特にそうですが、力を込めてプレーするより、適度にリラックスしている方が成果は出るものです。

 

もちろん、私達も同じです。

ですから、何かをするときに、リラックスしながら集中することはとても重要なのです。

 

その「リラックスした集中」状態につながる方法の一つが、「ルーティン」なのです。

 

◆ルーティンとは?

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例えば、時間管理において一日のスケジュールを組むとき、全ての行動について毎回段取りから考えるのが普通だと思います。

 

しかし、毎日ある様なことだったら、それを毎回ゼロから段取りを考えるより、「この結果が欲しかったらこのステップをこうやる」ということが決まっていた方が、いちいち考えずに済んで楽ですよね?

 

例えば料理でも、毎回

●どう洗うか?

●どう下ごしらえするか?

●どう調理するか?

●どう味付けするか?

などと毎回条件設定をしていたら、時間がかかるし、仕上がりもバラバラで、家庭料理ならまだしも、レストランでそれをやっては仕事にならないと思います。

 

それと同様に、私達の日常業務でも、「決まった段取り」があるのは、とても有益です。

 

それが、ルーティンなのです。

そして、ルーティンがあることで、重要なことがわかるのです。

 

◆なぜルーティンが大事?

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なにかをやっているとき、「今日は調子がいいな!」とか、「今日の調子は今ひとつだな…」と感じる事があろうかと思います。

 

それと同じで、何かをする前に「気持ちや心を整える儀式」として、「このステップを踏んで確認する」という一連の動作もルーティンの一つです。

 

例えば、習字の前に「すずりで墨をする」というルーティン(いつもの段取り)で、気持ちを鎮め、身体の余分な力を抜くことをし、次に「自由自在に思い通りに字が書ける」という状態に繋げていきます。

 

このときに、正座をしたときの足への力のかかり方で、身体の軸が整っているかどうか、炭の斜め具合で左右のバランスが整っているかどうか?などを確認します。

 

この様に「いつものこと」を行っていると、自分の心身の状態が把握できて、今日気をつけるべき事を自覚できるのが、ルーティンを持っていることの利点です。

 

◆形から調子を整える

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逆に、落ち着かない心身を、「いつものこと=ルーティン」をすることで、落ち着かせるメリットもございます。

 

この様に、「いつものこと=ルーティン」は心身の迷いを無くし、最高のパフォーマンスを発揮して、効率良く作業を終わらせ、時間を有効に活用するためにとても重要なものなのです。

 

ですから、「ゲン担ぎ」といわれれば、そうも取れますが、もっと奥深いものだということです。

 

ズボンをいつも右足から履く人が左足から履くと何となくいつもと感じが違う…そんな感じに思っていただけたらと思います。

 

ぜひ、参考になさってください。

 

 

 

ところで、人生は問題解決の連続です。

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その集中力を高める秘訣の一つは、集中の邪魔を一つ一つ減らしていくことです。

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