親が子供の出来ていないところを叱るのは良いことか悪いことか?

Text by Yasuhiko Susaki

2016.10.12

 

 

親が子供の「出来ていないところ」を指摘して叱るのは、「出来る様になって欲しい」という親心からです(中にはストレス発散目的のバカ親もいますが…)。

 

ただ、本来は「出来ていることを認めて褒める」ことも同時進行する必要があります。

なぜなら、出来ていないことばかりいわれると、「自分はダメ人間なんだろうか?」と誤解してしまうからです。

「私、褒められて伸びるタイプなんです♪」という言葉をよく見かけるように(笑)、出来ていることを指摘して褒めることは、人間の成長においてとても大事だと考えています。

 

ですから、叱ることばかりをやってしまうと、子供にとっては「マイナスの暗示」となり、後々、自己肯定感の低い子供に育ってしまうなど、いろいろ面倒なことになる可能性があります。

 

そしてそれが問題行動につながると、更に怒られることになり、子供は自分にさらに自信を持てなくなってしまい、セルフイメージがドンドン低くなってしまいかねません。

 

この状態が続いてしまうと、子供が自分自身すら嫌いになってしまうことにつながる可能性があるのです。

 

この様な場合、親が対応を変えなければ、子供が「自信を持てる」様になるのは難しいでしょう。

 

 

残念ながら、親にそんな接し方をされた方へ

たいていの場合、親が対応を変えてくれることは難しい(過去のことな)ので、子供が自分で何とかするしかない場合が多いものです。

 

そのときのポイントの一つは、

●ありのままの自分を受け入れ

●理想の状態を仮でいいから明確にし

●少しずつ自分の理想状態に近づき(努力して)

●途中で諦めたりせずに理想状態に向かって変化し続け

●途中でより良い方向性が見つかったらゴールを変更する柔軟性ももちつつ

●「こんなことができるようになった!」とセルフ・イメージを高める

ことで、自信につながっていきます。
(※もちろん、個別のアレンジが必要なこともあります)

 

どんな人生を生きてきていようと、本人次第で、何歳からでも、自分の人生は、自分でコントロールできるのです。

 

 

過去と他人は変えられないが、自分と今の行動は変えられる

過去の親の教育方針・接し方に不満をいっても、過去は変えられません。

確かにいろいろな思いはあるかもしれません。

しかし、今更変えられないことをあれこれ考えるよりも、形式上でも「ここまで育ててくれてありがとう」と感謝しつつ、親の影響は忘れて、「ここから人生のやり直しだ!」ぐらいの気持ちに切り替え、本来は家庭教育で得られたはずの愛情や生きる知恵・考え方は、これから習得していく!と腹を決める方が健全で建設的だと思います。

繰り返しになりますが、これまでどんな人生を生きてきていようと、本人次第で、何歳からでも、自分の人生は、自分でコントロールできるのですから。

 

 

今、子供にそんな接し方をしているかもしれない方へ

ひょっとしたら過去に、あなたご自身が実の親に「その様な接し方」をされたのかもしれません。

それが故に、それ以外の接し方が解らなくて、現在の接し方になっているのかもしれません。

 

幸いにも、あなたのお子さんはひょっとしたら、それをバネにして「ナニクソっ!」と根性が育てられるかもしれません。

しかしひょっとしたら、自信が育たないかもしれません。

 

ですから、ときどき歩み寄って、あなたが本当はお子さんに「より良い人生を歩んで欲しい気持ちがあるんだ」ということと、「出来ていることがあることをわかっていること」を、キチンと言葉で伝えておくといいかもしれません。

それがないと、子供は「コイツは自分のことをわかってくれない…」と勘違いし、何も話さない(頼らない)という状態になるかもしれませんから…。

あなたの接し方の選択ミスで、せっかくのあなたの愛情が伝わらないなんてことにならないよう、願っております。

 

親にそんな接し方をされた(されている)方にも、子供にそんな接し方をした(している)方にも、これからの人生で、より良い方向に人生が変わる様、応援しております。

 

 

 

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