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大好きな『スター・トレック』の脚本コンテストのためにハリウッドを目ざす、自閉症のウェンディ。初めての一人旅の、ホントの目的とは—。映画『500ページの夢の束』は9月7日(金)全国ロードショー。

Editing by Design Studio Paperweight INC

2018.08.12

〈500ページの脚本〉をリュックに〈ある願い〉を胸に——
愛犬と共にハリウッドを目ざす初めての旅の行方は?

ウェンディは、大好きな『スター・トレック』の知識では、誰にも負けない女の子。自閉症を抱える彼女は、ワケあって今は唯一の肉親である姉と離れて暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティの協力を得てアルバイトも始めた。そんなある日『スター・トレック』誕生50周年を記念して、脚本コンテストが開催されることを知ったウェンディは、渾身の作を書き上げる。だが、もう郵送では締め切りに間に合わないと気付いたウェンディ、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百マイルの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた"ある願い"を携えて——。

アカデミー賞(R)作品賞にノミネートされた『JUNO/ジュノ』と『マイレージ、マイライフ』の名プロデューサー、ダニエル・ダビッキが惚れ込んだ脚本の映画化。住居とアルバイト先の店を往復する以外は、ほとんどどこへも行ったことのない主人公のウェンディが、ベイ・エリアからロサンゼルスまで、3日間の一人旅にチャレンジする。"500ページの脚本を届ける"という人生初の大きな目標のために、立ちはだかるトラブルを一つずつクリアして、つまずきながらも目的地へと近づいていくウェンディ。その健気な姿に胸が熱くなると共に、誰もが経験したことのある初めて外の世界へと飛出す時の不安とときめきを思い出し、思わず応援せずにはいられない。

さらに"『スター・トレック』好き"という設定が、物語に楽しさと奥行きを与えている。ウェンディは、地球人と異星人のハーフで"感情"がうまく表現できないスポックという人気キャラクターに、自身を重ねているのだ。ウェンディが執筆した脚本が、彼女が上手く表せない心情をひもとくサイドストーリーとなり、『ウェンディ版スター・トレック』の結末と、本作のエンディングが鮮やかにシンクロし、温かな余韻で観る者を包んでくれる。

ダコタ・ファニング×『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』のプロデューサーが贈る
愛とユーモア溢れるハートフル・ストーリー

主人公・ウェンディに扮するのは『I am Sam アイ・アム・サム』や『宇宙戦争』で天才子役の代名詞となったダコタ・ファニング。他人とのコミュニケーションがうまくとれず、バスのチケット1枚を買うのにも苦労するが、伏せた瞳の奥に機知富んだ独創的な作家の"魂"を宿すウェンディを、愛すべきキャラクターに作り上げた。大人の女優になったダコタのセカンドステージの、間違いなく代表作となるだろう。

ソーシャルワーカーのスコッティには、『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレット。姉・オードリーには、『スター・トレック イン・トゥ・ダークネス』のアリス・イヴ。『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』のプロデューサーが惚れ込んだ脚本を映画化したのは、『セッションズ』で高い評価を受けたベン・リューイン。人生初の大きな目標のために、つまずきながらも目的地へと近づいていくウェンディとその家族たちを、数々の良質ドラマを送り出してきたキャスト・スタッフが愛とユーモアをこめて描きあげる。

最後に"脚本に秘められた本当の願い"が明かされる時、スクリーンに飛び込んでウェンディを抱きしめたくなる、チャレンジする心を忘れないすべての人を応援する、感動の物語。

2018年9月7日(金)より、全国ロードショー

『500ページの夢の束』(配給=キノフィルムズ/木下グループ)

監督:ベン・リューイン『セッションズ』
脚本:マイケル・ゴラムコ
製作:ダニエル・ダビッキ『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』、ララ・アラメディン『マネーモンスター』
出演:ダコタ・ファニング、トニ・コレット、アリス・イヴ
原題:PLEASE STAND BY
2017年度作品/アメリカ映画/英語/シネマスコープ/カラー/5.1ch/上映時間93分

 

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